2014年3月1日土曜日

不完全存在のテキスト2 





不時着した空からの残骸は解読不能な暗号で埋め尽くされていて頭を悩ませた。興味をそそられるのであるが、如何せん、それが何者であるのか、それはどのような意図をもってつくられたのか、不明であり不可解であり寝る間も惜しんで私は一刻も早く解明を試みたが出口は見当たる気配すらなかった。ある晩、風呂に入ろうと思い、ふらっと外に出ると、番台にてその暗号と酷似した桶を老婆から手渡され、足場は流氷と共に溶け流されていく実感と共に私は旅に出るのであった。ミキシングされた器官は私の干渉を遮るように独りでに楽曲を奏ではじめ、時空間のおおよその領域は3度頭を叩きつけられたが如く、浸透された目は暫し苦悩を忘れ、休まるときもなく、働くときもなく、不明瞭ではあるが心地のいい調べにそのまま身を任せてみようと思った。口の中で反芻された私の言語はコントロール不能で何かを伝えようとしても、闇雲に着地点は見えず、不可逆的な時間は雲を掴むように目の前を通り過ぎる、誰だ?一体誰なんだ?結局何も分からぬまま暗号にとり憑かれてしまった私は天地の概念すら吹っ飛ばされて、台風の目の中で呼吸している鳥のように、水呑み場すら確保出来ぬまま、次第に欲すらもかき消され、植物状態と化し、思考の波だけが停止する兆しも見えない。

「惚けるなよ、自惚れるなよ、どうして君らはある分野で 社会に 貢献していると言えるのだろうか?私から見れば全く不完全に見える君たちは どういうわけか 誇りを持って まるで役にも立たない事柄に夢中になり 誇りを持ち 屍に疑問を持つことすらなく ただ壊れていく様を 観客のように見つめることしか出来ない 君らがいなくても またいなくなっても それは傷をもつことなく 変わらず動き回ることは歴然の事実であるし 何の為に 意味はあるのか?と叫び 何百という目から監視される 恐怖に気付くことなく漂流している。」

漂流している?愕然とした私は己の首をどうにか絞めようと指令を命じたが、首から下はどこにも存在しなかった。きっかけさえ与えれば記憶喪失になるどいつも変わらず同価値で記憶喪失になる。

不完全存在のテキスト3


飢えていたあの晩、夜汽車は汽笛を鳴らすことなく通り過ぎて、森の奥に進んで、ある頭部を私は片手で抉った。

「聞こえてくるのは、哀しい声、子供の波長は乱す、包帯を見た、酷く汚れた包帯を
あくる日に、地べたで蒸した魚缶を平らげて もう一度奥まで進んだ 」

凄まじいまでの爆音 葬儀 豊かさ 斡旋 花々が散る 還らぬ望郷夢見て

「そういえばどうしたっけ?あれだよ、表紙に油がついてて、べちょべちょしてて
ページがめくれなかったよ 返せないよ 捨てちゃったし 今頃 木の幹の中かな 蟻に食われちゃってるよ 」

ついてくる ゆっくりとついてくる 黄色い光線 生年月日昭和38年7月7日 陥没した頭部の中のアイデンティティカード
死体を見に行こうとした 夏 友達と三人で ビニールテープを買って 胴体に括りつけて
日が沈むのが分かっているのに 構わずに 奥に進んだ っけ?
一人が叫んだ ハッとした そこまで必死に走っていって 置いてかれないように
「後ろ見てみなよ 霧で霞んで 自分の手も見えない 馬鹿げている 何かが輝って 視界を過った
胴体?あんたの名前が書いてある いや私はここにいるのに なのにあんたの名前が書いてある 」

歓喜して手を振った 煙突から煙が放出して 尻尾を辿ると 黒幕暗転 小刻みに震えて窓に絵を描いた
「蟻に食われちゃってるの君の胴体じゃないかな? さっき視界を霞めていって よく分かんなかったけど
君の名前が書いてあったから 君の胴体じゃないのかな? 何処って?さっきからここにいる 」

蛍の声援は船縁を揺らして 森の影は如雨露 谷底で照る提灯 ジャコメッティの彫刻を鳥小屋で覗いた 
「 置いてかれないように 背中をみていたけど 何も見えなくなっちゃった
でも綺麗だと思ったな 友達の顔が トモダチではなくて 色んな顔が絵の具のパレットみたいに混じってるんだ」

不完全存在のテキスト4

それは静けさの中のマリアの竪琴、目を瞠る融和に違いはなかった。四隅から白いベールが腐蝕され、小指ほどの小さい足は小筆で空を描いた。鬼のような形相で影が駆け寄り、足を圧し折り、涙が仄かに泉に溶けた。

「泣いているのでしょう?貴方がこれ以上、細工をしても何も宝飾はされず、磨かれぬままに貴方の指にその石は乗っかったままです。どのような処置を致すべきか考えておられますか?またの日の光景のことを語るべきなのでしょうか?」

道楽三昧、しゃぶってくんねえその小指をさ、子孫なんぞいらないね、兄弟?笑わせんなよ、あんた自身が赤ん坊じゃねえか。洞窟の手下どもがわんさかやってくるぜ、あんた自身を盗みにやってくるぜ・・・神の器官、それは幻にすぎなかった、空中で私が掴んだと実感したものは、取るに足らぬ子猫の小便に過ぎなかった、後ろ足で八重歯を罵り、阿呆鳥の曲芸の如きあさましさ・・・爺さんが背凭れに乗せていた猛獣は独りでに肉を食らって、歴史を終焉させ、違う種類のまた新たな歴史を構築した。「火の粉を見つけたのはお前か?」紀元前より存在する物質的価値のヒエラルキーは、実在性や哲学の形而上学的な壁をいとも簡単に跳ね除けて、綿と糸は高速で産業を発展させ、人の手から離れていった副産物の数々は、それぞれが別の意思を持ち、貨幣的価値を併用し、情報テクノロジーの発展はコミュニケーションのありかたを変容させ、どこにいても逃れられない呪縛である。ベランダの脇で片手で靴を遊ばせながら少女は吐露する。「雨はこんなに早かったのね・・・。」雨樋は壊れていたはずなのに、父親はどういうわけか帰還した。「妄想だって別にいいのよ、パパの胃袋が道路交通標識やルンペンのシーツ、小窓が覗く轆轤首、色んなものを消化して少しおかしくなってるみたいね、なんだって価値が一緒なのよ、怖いわ、レストランのショーケースみたく分かり易く値段をつけてくれれば迷うことなんかなかったの、でもどれでも一緒、どうせおわっちゃう。」

俺は語らなければならない、いくつかの出来事を、背中が寒ければ寒いほどそれは惑星の含み、アンニュイな鋒鋩があって、慰霊から掘り起こされた先祖の骨をゆっくりと咀嚼しながら呟くのさ。反芸術という最も美しい手段を用いた幾人かの自殺したダダイストと同様に、俺は「墓なんかいらない」と、ただの物質にまで墜ち果ててまで存在表明する愚かさを残慮を信じて構築する都会の下らない亡霊たちの王宮の夢なんて馬鹿げている、奴等は常に意味を追い続けている、それが最も意味のないことだと気付かずに目を瞑って意味を追い続けている、到底分かりやしない生の意味を、ましてや歯車であることの意味すらも、反吐がでる、蟻の目玉と同様にあることの無意味さを確かめて、どうにかその中でまた意味を求めようとする、奴等は穴を掘る、同じ道具で、同じ場所で、同じ土を掘り続ける、くたばれば同じ穴を埋める、そしてそれをまた掘るのさ、それが奴らのいう意味なんだ、もはや何も言うまい、呼吸をやめてやる、呼吸をやめて遺体とイタチごっこ、かといってアルチュール・クラヴァンのように小船に乗って煉獄に船出出来るわけでもないし、ジャック・リゴーのように枕の下に拳銃を忍ばせることも出来ない。彼等の真似なんか出来っこない。どういうわけかダラダラと生きてしまい、こんなところでしょうもない存在表明をしている。墓場は王宮の夢か?違うね、フンコロガシの行進・・・クソの臭いを漂わせながら、この社会そのものが白昼夢に過ぎない、全部が幻でないと誰が言い切れるだろうか?見たものをそのままの様相で受け止めることを誰に教えられたのか?少なくとも俺は全く記憶にない、首長をなくした頭無の共同体だと過激な雑誌であり秘密結社でもあった「アセファル」でバタイユは言及していた。

激情!波乱!等しき時の幕開け!0地点を奪還せよ!言語の発明を壊せ!組織を解体せよ!欲を墨汁で塗りつぶせ!性器を丸焦げにしろ!国境をなくし、地と共に鼓動しろ!いい加減に歴史を終わらせろ!

不完全存在のテキスト5

獰猛な悪魔、彼方からの呼び声、子供たちの曾らぐ泣き声、贅沢は敵だと説教した老人たちはピラミッドの地中で眠っている、モンスーンを恐れて イザヤ書、第32章 皮膚感覚は麻痺し 夢遊病者のように 辺りを無目的にウロツキ 林檎を食べる 劇的な至極私情を孕んだ個人的なフォルムの上映 もう身動きがとれなくなる 悪魔で溢れ返った地中の 最中に 着地点は揺ぎ無い 戸籍謄本を取り寄せて ディオギュニュスのように 樽の中で酩酊し 祈祷すら疎かに 食事は蟻の蜜だけ 地獄に堕ちて私は懺悔出来るだろうか?そもそも天地の二元論 善悪論の問題は片がついたはずだ今更蒸返す様なことは乞食の煮え湯だよ こうやって朝起きて フケが3ミリくらいベッドの脇に積もりアルトーの形相が私を睨む 恐ろしい 貴方の53回にも及ぶ電気ショックのことを考えるといつも剃刀の刃が毀れて クソの臭いがする そう存在の臭いだよアルトーさん 肉体は滅んでいる 真珠の粒は涙でなくクソでできている クソが身体を包んで コラ畜生 窓を開けると変わらずいつも雨が降っている 子羊が封印を解いた? 天に静けさはなくラッパの音色も聞こえない 理由は単純 音楽家でも何でもない ただのひとりの人間以下の私は 葉の上の朝露を啜るが如く常に喉が渇ききっている コデインのせいかって? バロウズみたいなメタドン治療は私には必要ない こうして僅かばかりの時間があると ものを書き狂ってないと気が狂いそうになる ランボーみたいに高速に駆け抜けて 足を痛めつけるだけ そのうち腐っておちる3年殺し?そうだよ 本当に書く文字は何だっていいんだ 百科事典を丸ごと書き写したっていい とにかく手を早めねば とり憑かれる 殺される あいつらが夜が明けると静脈の中にいっぱい入り込んでいる シラフじゃとてもいられない 何かがないと駄目なんだ 人がアルコールやギャンブルや恋人に依存するように私は文字に依存している この意味性のない文字の羅列が心地良い お芸術でも何でもない こんなものは 屑みたいな文章だよ ギリシア芸術で終いにすりゃあ良かった ローマ帝国の滅亡 ファシズム政権の終焉 すべて終いだよ ご苦労さん兵隊さんたちよ 従軍慰安婦はロスケを殺してからにしてくれ あの日確かに友人たちは発狂していて次々と行方不明になったり 自殺したり 周りから何もかもが綺麗さっぱりいなくなった 最近はいつも君たちのことを考えている 愛しき死者たちと同様に私も気が狂ってるのか? 狂ってなんかいない 絶対的に明晰であり精神的にも健康であった 不健康なのは君たちを取り巻く外部のものすべてだ 悪いのは君たちではなく外部のものすべてだ 今になってみたら彼らがどのような状況下に置かれていたのか明瞭に分かる 何に苛立っていたのか? 何に絶望していたのか? そんなに破滅的になる必要なんて何もないじゃないかと私は楽観的に構えていたが 破滅的でもなんでもなくどうにか生にしがみつこうと躍起になり 純粋に内部に亀裂していた 社会 戦争報道 情報ネットワーク 協会 教育 言語 家族 共同体 電子機器 エトセトラ その他 そいつら悪しき副産物を好奇な目で真っ直ぐに見つめスポンジのように吸収し 何もかもが嘘だと気付くのにそう時間はかからない そうやって染みついた反権力の血というものは 分かっていても そうそう拭いされるはずもない 内部で起こる闘争によりエネルギーを使い果たしゼンマイ仕掛けの人形のようにポックリと倒れる いい加減にしろ そろそろ私だって限界を感じている ましてや阿片もなんにもないんだ グウタラに時を過ごすことでさえ危うい 死の目録は間近に迫っている 欠伸?健康的じゃないか馬鹿いうな 欠伸でなく呼吸信号のシナプスが欠落しているだけだ 今宵ミサの聖祭が始まる プロテスタントのヨタロウどもが揃って狩りに出かけるのさ 獲物は? 何処にだっているさ 何にだって刃向かうべきだ 最も元気のあるうちだけだがね そのうち諦めてしまうんだよ 分かっていても身の程を知ってくる 地軸 白夜 空綺麗な美しい空 真っ青に溶けていくからっぽな顔なき顔たち あいつらが何を考えているかなんて到底知る由もない 限界には気付かない 不動明王のギョロ目 タルコフスキーの風で燃えない蝋燭 ブーツを買った履くことの不可能な中には女たちが詰まっている 懐かしく引き出しを開けて 日記帳を開いてみる 牛乳の中で溺れる蟻 中に緑色の蟻もいる さあ行進 哲学も知らず言語を知らず悪徳三昧娼婦の魔法 雇われてみるという選択肢は蜘蛛の巣がとっくにかかっている 何をする?こうやって書くことだけだ 本当に書くことだけ 生が雨の跡のミジンコと一緒に踊っている ミクロ的世界色はもっと細かく分類されている 僅かに繋がった信号はもう切れた 帽子を忘れてさようなら

2011年11月7日月曜日

霊性と情報 カイエ2



「アラン・バティウが言うように資本主義という抽象的普遍と結託した多、他文化相対主義(そして特殊、個別的な共同体主義)において何ら希望も見いだせず、ますます世界は救い難く絶望をより深く実感するのみに尽きる。彼らは若者であっても生まれながらの老人にすぎないし、仮象実体を増やし続け、偶像を好み崇める、歴史は終わることなく、彼ら自身がその歴史の主体となり、偽造の生を産み続ける「自動機械」となってしまった。オッカムの言うように実体は無闇に増やしてはならないのであって、情報の湾曲、偽造を常日頃行い、ますます自らの欲望を架空の意識化を用いて体現化し、ますます実在を地に失墜させ、光の見えぬままとなるのである。また、これらに抗い続けるものであっても同時にこれらの犯罪に加担している一面も私には見えるし、例え反論があったにしろ彼らは生の偽造を操作する者たちともすぐに同一化し、実際は自分たちが分かち持っている無知を軽蔑するのである。というのも、この嘘に満ちた生の偽造を操作するものたちに対して提供される情報の切れ端は、すぐさま嘘に汚染され、検証不可能なものへとただちに変貌を成し遂げ、その実体を掴むことは理論上不可能であるからだ。そんな情報でも、偽の生を体感させる以上彼らにとっては自らの知性、顕示欲を満たす絶好の機会であるから、ただちに日頃の鬱憤を晴らす余暇の喜びに取って変わる。なぜなら、何も知らないどんな者に比べても、彼らは自分のほうが優れていると感じるからだ。おまけに、それらの情報の価値は、支配をより一層是認するためだけのものであり、実際にそれを解体するためのものでは決してなく、より深く生を偽造させるのである。それらの情報に、架空の仮象実体たちは、その餌にすぐさま飛びつき、隠されているものを使うことによってではなく、仮象の空間のみで明かされたものを信じることによって、愚かにも自分には何かが出来るとその優越感のみを鼓舞させ、仮象実体たちの知性の特権の要塞となり果てるのである。そこで生は完全に破滅している。あらゆるものは仮象を操作することにおいてのみ自らの尊厳を確保し、社会はそれらによって商品を産み出し、ますます抜け出せない円環的な相互依存の偽造的なネットワークによって社会は成り立っている。」







霊性と情報 カイエ 


「すべて、本物の肖像は、その霊を持っていてそれに裏付けられている。アントナン・アルトー」


「心の観念と、口を通じて生み出される音の間には、精神と肉体、天と地の間にあるのと同じだけの隔たりがある。にもかかわらず、これほど互いに隔たった事物を結びつけているのは、いったいいかなる「不可知の紙帯」なのであろうか。ハーマン」


「われわれを取り囲む忌まわしい諸制度、
祖国、家庭、社会、精神、概念、知覚、感覚、情動、心、魂、
科学、
法、正義、権利、宗教、観念、御言葉、言語活動が
維持されるのは魔術によってである、というのも実際にはそれらは消え去り、もはやいかなる現実的なものにも一致していないからだ。
アントナン・アルトー」

「(人間)はさらに上へと急ぎ、第一の層には増減の作用を、第二の層には悪のたくらみを、計略を、無作用のまま、第三の層には欲望の欺きを、無作用のまま、第四の層には支配の顕示を(もう)願わしくないまま、第五の層には不遜の勇気と敢えてする軽卒を、第六の層には富の悪しき衝動を、無作用のまま、第七の層には隠れ潜んだ虚偽を返す。…ヘルメス文書 「ポイマンドレース」


「そもそも私たちは、律法は霊的なものであることを知っている。しかし私は肉的な者であり、罪のもとに売られてしまっている。私は、私が行為されていることが分からない。なぜならば、私は自分が欲していることを為すこともせず、むしろ自分が憎んでいることを行っているからである。もしも私が自分の欲していないことを行っているとするならば、(その判断を律法に従っているのであるから、)律法が良いものであると認めていることになる。しかし今や、もはや私がそれを行為しているのではなく、むしろ私のうちに住んでいる罪が(それを行為しているのである(ローマ人への手紙、七章)」

「光の多化はなんら他の運動に依存しないのだから、そこでわれわれは天が静止し、運動が存在しないと仮定しよう。なぜなら天が静止すれば光の多化は充分よくなされるからである。そして人びとが信仰しているように、もし天が将来静止すれば、世の終わりにそれ(=瞬間的伝播)が生ずるだろうと。従ってもし光の多化が瞬間的であり、時間的でないとするならば、時間なしに瞬間が存在するであろうと、いうのは、時間は運動なしには存在しないからである。しかるに瞬間が時間なしに存在するのは不可能であって、ちょうど点が線なしに存在しないのと同様である。従って、「光が時間において多化し、可視的事物と聴覚器官との形象すべても同様である」ことが、(論理的帰結)として残される。しかしそれは視覚器官によって感覚可能かつ知覚可能な時間においてではなく、感覚されない時間においてである。というのは、人は誰でも経験していることだが、光が東から西へ生じているような時間を知覚しないからである。(ロジャーベイコン)」


「資本主義の脱領土化は恒常的な再領土化を要請する、と。資本は、みずからの運動原理によってその原理が行使される空間を均質化するために、主体的で領土的な同一性の常なる隆起を要求するのであり、これらの同一性は、結局は、市場に単一形式的な特権を与えようとして、自分も他の同一性とまったく同じ資格で陳列されることを要請しているにすぎない。一方における一般的等価物をめぐる資本主義的論理と他方における共同体あるいは少数派の同一性と文化の論理は、接合された(全体)集合をともに形成する。ジル・ドゥルーズ」



2011年7月20日水曜日










正直言って、打ち明けた話、これら社会の終わりざまと言ったら尋常でなく目も当てられない、終わりよりもさらに悪い、産まれる前から既に墓場に突っ込まれてる、撃滅に過激にもう何回愚かなことを繰り返しただろうか、数えることもおぞましい、キチガイじみている、俺は魔法を見た。どいつもこいつも魔法を信じてる。どいつも魔法の効能に妄信している、極めてスピリチュアルな、精製的な、魔術的な、震えが止まらない程そいつはおっかない都市の魔法を、情報に適度に便利なものに錬金して、いい気になっている、来るはずもない幸福を信じてる、現に中国人のそのペテンの見事さと言ったら息を呑む、すべて漢字、広告、均質の羅列、同じもの、同じ人間、あらゆるところに同じものを見た、偽造の達人をヨガを漢方薬を、すべて都市を同じものに変える朝鮮人参の魔法を、あの手この手で煽てながら、自由を謳った物質に、変わっても力と力で結託してツルんで、なんと言う憎しみ、人殺しの目だ、うんざりだ、だがこんなことはもう慣れた。








ポルポトというのはそん中でもずば抜けてキチガイだ、フランス帰りのインテリの農民が、生まれつきの人殺しを成長させた、男も女も受刑者もオカマも子供も構わず根こそぎぶっ殺す、相手が病人だろうと健康だろうと、そんなもん関係ない、完全にイカれちまった独裁者の鏡、死角からやってくる根こそぎ生を奪っていって、どこもかしこも骨の山、カルシウムには困らない、歯医者も廃業だ、並大抵のもんじゃない、信じられないくらいのごまかし、殺して下さいよ!こっちが死にそうですよ!半端じゃない!ファシストはよりどりみどり、お前もファシストか?

そうとも、喜んで、大騒ぎ出来る、大混乱の地獄、監視の社会、絶対的な価値なき屍の優生学、殺し屋の文体をすっぽり被って模倣して、何もかも忘れて、とにかく、顔を隠してる、俗物ではないと言いたげにつまり普通じゃない、クメール野郎の残党は、下宿にやってきて、嘘汚れた契約書をちらつかせながら、根こそぎ金を奪おうと、毎日毎日イデオロギーに頭がやられちまったかと思いきや、今度は物質だ、商品だ、どこの国でも、クメール野郎の宣伝担当はいい気になって、虐殺を自慢する、汚い歯を見せながら俺はすかさず歯磨き粉を売る、つまりゲリラ戦、おおざっぱな戦争状態、喜劇的なアウトロー、大金持ちになろうしつこく何度も、それしか考えない、俺はビジネスマンじゃない、ただ抗おうにも攻撃する主体は?敢えて言うならすべてだ、すべてを見せびらかしてこれ見よがしに気取りながら、情報はいかがかね?権威はお前だよ、虐殺者もお前、お前自身がイデオロギーだ今度は誇りを持て、どれも同一の価値のないものに変える、こいつらは天才、処世術を知っている、生きていくってことを、つまり一番楽な方法で、すべて建物も食い物も回りのものすべて商品に変える、食われるものに消費されるものに、遠慮なんぞしちゃいない、二の次、事態がまずくなったときには大したペテンをまき散らして知らんとばかりにトンズラ、凄まじい早さで目にも見えない、こいつらが歴史をつくっている、つまり生きるということの基準を、国なんか関係ない、根こそぎ洗脳されて麻痺させられる、大事なものを決まられる、有無を言わさず、天才たちは魔法を使う、造られた生を生きるだけ、全くそれだけ、終生の問題も、すれすれに飛んで八つ裂きに、刑の執行、化け物じみてる、殺し屋は徒党を組むことしか考えない、人間なんかどこにもいない、全くどこにも見当たらない、自分の分身ばっかつくって、何も考えない自動人形たちを膝に抱えて、情報の爆発を見事に引き起こした、癇癪持ちども、地雷を踏んで真っ逆さまならまだマシなことだ、ありもしない生を勝手に携えさせて、天才だって言うんだから、確かにお前は天才だよ、とんでもなくお利口だ、少なくとも厄介な問題には巻き込まれない、お前は犬みたいに大人しくしてればいい、ポルポトはどうだった?

人殺しを間近で見たか?確かにこいつはよく喋るよく喋る喋ることにかけては抜かりがないそれだけが取り柄だ、マオイストの看板を面に引っさげて、理想を唱えて、寺院を、教会を、教師を、学校を、知識人を、眼鏡を叩き壊して、根こそぎ構わず、全人口の3分の1までぶっ殺した、これ以上の人殺しがいたか?共産野郎の支援を受けて、人殺しの教育にだけは熱心だった、共産野郎が掲げる理想の街をでっちあげて、ジャーナリストを招待した、偽の街に拍手喝采を浴びて、ろくでもない連中は、好奇心は時に途轍もなく愚かだ、内部に侵入した連中はクメール野郎にぶっ殺された、骨まで粉砕されて、血を掲げられた、国旗にまで染み着いてる報道、罵り、脅しながら、マオイストの羊の頭を撫でながら娘を育てるみたいに可愛がって、私たちはみんな死の中にいる、死の中にいる以上殺されないだろう、何もかも自由だそういう意味じゃ、何もする必要がないんだから個体差も、レッテルも、優生学も、ドブに棄てられて、何に価値を置くようになったか?何にも価値を置かないことに価値を置くようになった、ついに此処に到達した幻滅の白、ただニヒリズムじゃない、ニヒリズムはまだだだっ子みたいな可愛げがある、ニーチェにも娼婦を買う元気があった、有も無も偽善の網に捕われて、何でも言われたい放題、右も左も関係ない、お前が賢いということをお前だけが認める、審判はお前の出来レース、お前を吊るすことに俺は我慢がならなかった、黙ることはお利口だよ、黙ってればいい、何でも知っているような顔をすると天才たちはますますいきり立つだろうから、おっかないよ俺は、流行も、最先端も、決められた価値に指を突っ込まざるおえないんだから、そんなところに介入して仲良く宜しくやろうぜ、ペテン師は大盤振る舞い、すべてを決める輩に親分も主体もない、表象装置を掲げる大陸ごと覆って、あらゆるトリックに引っかかる、奇人たち、あの豚は?あの臆病者は何処へいった?すぐ側で監視して鉄砲玉で撃ち落とすことを狙ってる、静かにしてればいい、寝言はいらない、既に死んでるんだから自殺も出来ない、厄介な慢性性病持ち、いちかばちかの冗談に懸けるしかない、喜び勇んで意味のないことが駆け巡るその嵐、文化?無意味だ、心の豊かさは心の空虚さを洗いざらい惨めを晒して動物になるなんて誰が掲げたのか?時代が?商品が?サーカス団が?空爆の数々で事実誰も生き残れない、こんな時代は最初の情報である光から辿っても最も腐ってるそれはあからさまに反吐がでる、小石でも拾って屋台で売りさばくか?どこかの金持ちが良い値をつけてくれるかもしれない、誰も自分の考えなんて持っちゃいないんだから、手なづけてやればご機嫌だろう、やっつけました少佐!何を?時代を?経済復興を?まさか強盗した金で?原爆実験、すさまじい情報公害、きちがいじみた記号のお花畑、国会答弁の猿芝居、ただちに見せ物に変えるのに、見せ物は銅像みたいにボケッと突っ立ってるだけならまだ良かった、co2を売り捌こう、こいつらが歴史を動かし始めたんだから尚更厄介だ、何にもすることがないよ、こいつらに反抗しても仕方ない、何もかも対等なんだから一丁前に権利だけは要求するがね、死体から脳みそを吸い上げて、白痴が豚みたいに贅沢して勲章を抱えて豪邸を建てて、裸の王様はマシンガンをぶっ放して、暗殺するんだ気づかれないように、生を商品に変えて売りさばく、自分だけは殺されないなんて思ってたら大間違いだぜ、こいつらはいつだって殺る気でいるから、場所なんか関係ないよ、世界は同時的に都市はすべて同じ水準で語られる、お前が主人公だ!お前だけがルールだ!お前だけが世界だ!







ポルポトが数億人も優生学のイデオロギーを背負って、大体全人口の70%くらいだろうか、根こそぎ殺しにかかってくる、赤旗も、白旗も、野蛮人も、黄色も白も黒も何でも関係ない消費の神様が、俺は表現しよう、展示をしよう、道端で様々な小石を拾ってデュシャンみたくやればいい、極めて現代的だ、爆薬は仕掛けるがね、飛び抜けるぐらいの、俺だって生のトラップくらいは仕掛ける、どっかの錬金術師みたいにゴーレムが出来るかもしれない、こいつらを統制してる魔法には到底適わないがね魔女裁判にかけられて火あぶりにされちまう、だがコミュニストほどぐうたらじゃないユートピアは棄ててるぶん、もっとマシなことを考えてるつもりだ、どいつもテロリストなんだから俺は奇抜なことが好きじゃない、俺は不変が好きだ、絶対的な不変が、つまり平和が、ヘレニズム時代のストア派の哲人みたく時間を止める古典が!つまりカタリ派の肉体の牢獄を忘れさせるものが、おぞましい垂れ流しの末世を破滅させるインドのアタルヴァ・ヴェーダ讃歌みたいな呪文が!熱血体質のパウロのような不遜の切言の断章が!人殺しが叫んでる、何も選別せずに、科学を崇拝して?死体の山に脳科学の豪邸をおっ建てて?結構ですな、極めて結構な話だよ、なかなかそこまでは自惚れられるもんじゃない、素晴らしい才能を目にする、とんでもない才能の数々を腰が砕けるくらいに驚愕させる、そりゃあ退屈じゃない、お前らは退屈を消費する術を知っている、偽造は興奮させるから、こいつらペテン師がやることだけは、いつだって想像の遥か上をいくんだから、俺もクメールルージュみたいにキリングフィールドでキチガイみたく叫んでやった人殺しの目をしながら血をまき散らして、そうすりゃあ仲間に入れるんだろうからな、赤旗を屍の山に掲げた、この魔術的なホログラムの中に、一分で吐血しそうだがどうせ長くはないんだから、くたばっちまえばいい、それで仕舞いだよ、ありとあらゆる病気が公害がエイズよりもいやらしく蔓延する中で、俺も立派な銅像みたいに北京の真ん中にでもおっ立ってて式日の晩餐会よろしく丸かじりに商品を掲げ売り捌こう人肉のソーセージでも試食させよう、脳科学をゴルゴタの丘に贖罪してもリロードしないカラスの大群に八つ裂きにされ、白い糞をまき散らされる、ファシストの旗もおまけに掲げてやるテルアビフ空港乱射事件みたいな真っ赤な散弾銃を岡本公三みたいにぶっ放してオリオンの三つ星になると誓おう契りを交わそうとも告発はされないだろうしね、情報に脳天をぶっ叩かれても懲りずに原子の爆薬を積んで漏電させる、黒ん坊に紛れて暴力を尊敬して強盗をやろう俺は黄色だからもっと奴らに尊敬され頭を撫でられるだろう、血が太陽を焦がして窒息しても盗むこともままならないだろうが虫眼鏡で逆に青空を焦がしてやろう、にっちもさっちも砂漠の上じゃどうもいけないからっきし駄目だしな、ドサ回りで年中修行だよ行商人と一緒だよ効きもしない薬を売るよ、それしかない監獄よりは居心地がいいだろうさ、どこだって、俺は細胞をドライアイスに閉じ込めて凍結させて、たまに穿って才能の甘さを噛み締めて、植物人間みたく愉快に暮らせる、愉快なこと?つまり死人のユーモアだよ諸君、動かない人間ほど面白いものってない俺は毎日銅像のスターリンを指さして腹を抱えて笑っている、墓場まで保険は適応されるようになるか?死体を冷凍保存しているアメリカの金持ちみたいに?


俺にも頼むよ、その人生に対する保証とやらを、何もかも憎らしいんだから、ちょっとぐらいいいだろう、俺も君らに倣って歴史をつくろうじゃないか、大層なものをね、ラカンの言った倒錯の山をね、立派になったと報告してやらなくちゃ、ハイエナみたく餌には飛びつく遠慮はいらない、あの世でやろうか、信じるのは大切だよ、何でもかんでも鵜呑みにしてればお利口に生きていける、馬鹿馬鹿しいのはいつだって大義のほうだ、靴磨きをして小銭を稼いでるやつには大義はいらない労働者にまどろっこしい言語はいらない極めて簡潔なサインを、つまり手話のようなジェスチャーを親指に血痕を滲ませて、何にも構ってられないくらい余裕がないのがちょうどいい糞をする暇もないくらいの生温さ、そこに溶け込んで俺はうんこを喜んで食う、それで充分、余計なことはいらない、大体のものはイデアよりはマシだ、情報の汚物を投げ捨てればいい暮らしが出来る。俺はいきなり謙虚になった、つまり働き者のサロメみたいなオカマになるだろう、立派な犬になるためにちんちんをしゃぶって生きていく、しゃぶって丁寧にしゃぶり尽くして超現実主義の金玉を盗む、本も眼鏡も燃やしたつまりイメージはすべて、精液でびちょびちょになったレディガガみたいに毎日しゃぶらせてくれることだけを祈って願を賭けた。俺は人殺しに変装してる。俺は人殺しの叫び声を真似してる。俺は人殺しの文体の練習をしてる。盗人は自慢をしない、慎み深い、強盗するから仕事をくれよ、でかいちんぽをまたしゃぶらせてくれよ、俺をメンヘル女みたいに水辺に映ったナルキッソスみたいに夢中にさせてくれ、ぶん殴ってくれ、目を潰してくれ、俺はこれ以上社会を監察したくない、ちんちんをしゃぶるだけひたすらそれだけ余計なことは考えない俺は監禁されたどれだけ気持ちよく射精させてやるかを考えている、胡 錦濤のものも石原のものも喜んで涎を垂らして犬みたいに尻尾を振ってしゃぶってる、君らの崇高な科学で何とか俺以上に勃起させてみてくれよ太陽は膨張しないからね、でっちあげの発明家諸君にも都市計画にも期待してるよ、ラジオの電波以上に混信して主体を変えながら君らはあれこれ難癖をつけて首を絞めるのが好きみたいだから、俺は悪いが心身外傷的でもネクロフェリア的でもない、耽美的な?ゴスロリ?下らない美意識で死体をあれこれ解剖することは趣味に合わないんでね、しっかり聞いてくれよ!そこの兵隊さん!一寸でもケチをつけてみたまえ!君らの狂気は精神病院なのか?ぼけっとした顔をして君らは食品添加物みたいな芸術のおままごとが好きなようだね、つまり過剰な装飾、コジェーヴが言う歴史の終わりみたいなよりよく見せる死に化粧みたいな自傷願望リストカットみたいなサブカルっつう?なんでもありなフリースタイルのチューリッヒダダのバーゲンセールが?生まれながらの老人そこに生はない記号の遊子たち、ダダダダダダダダ唱えてみたまえ、空しいじゃないか、挑発出来ないツァラ君終いだよ、狐につままれたみたいに、ねえ君?見たかい?心理学が大気を覆い尽くしてリビドーの火花が飛び散る、造物神の火と霊気が、あらゆるものを消費し尽くして毎晩十字架にかけて火あぶりにする、抗鬱剤みたいな芸術じゃ気持ちよく射精出来ないんでね、間違った寺山修司の書を捨てられない路上の剽窃よりも…のように美しくない有意義でない音楽のないロートレアモンよりも、アートもストリートもない垣根のないインターネットでよく模倣されているむなしい宮沢賢治風の統一的言語感覚の詩よりも、何もかもが墓から盗まれて甦生し告発されるために召還された詩人やスコラ学者たちが一般化されてしまうよりも、そこにノーベル賞が見つかるわきゃあないぜ旦那!俺は黒人のちんぽのほうが好きだ、つまりジャックジョンソンみたいなプロボクサーのちんぽをしゃぶるほうが性に合っている、俺がアルチュールクラヴァンだったら、ワンラウンドで倒されるヘマはしない、どうせならダンテみたくベアトリーチェのほうが良かったけどね、文体の実根は名もなき主体に盗まれた、あらゆる地点で文字のパレードを引き起こす。

不細工になったナジャほど可哀想な女はいない、ナジャも今はメンヘルにカテゴライズされるんだからとんでもない時代だよ、そりゃあナジャを強姦すればジプシーの娼婦より惨めになるし俺はそれを見る度下痢になってさげずみ糞を性的倒錯者の美装本に捻って駄目にしちゃう、今、エルンストの絵を見ると凄く陳腐に見えるのはそういうわけだ君らが下らないことだけを剽窃するから何でも真似をすればいいってもんじゃない、俺はブルトンを肖像画に掲げてその党派性に酔いながらたまに君らに倣って消費のバーベキューをすることもあるが、反逆の専門家じゃない、不可能性はある瞬間に紙くずになるんでね、時代は生き遅れた奴をぶっ殺すし、無神論的に、予定された自殺よりも今の俺はフェラチオのほうが好きだリリシズムは口実だ俺はしゃぶるだけ誰よりも熱心に地下鉄の中で労働者のいちもつを前立腺がおかしくなるくらいに時間のチャックを引きずり落す。天才たちは電波塔を根城にしているハンバーガーの紙包みをまき散らして、腐ったサドのような情報を処女性に平伏させて徹底的に転化しよう、ドゥボールが言ったみたいに私はマルクス主義者ではないと言ったマルクスのように俺は自分の死体をミイラみたいにしてみるよ、そうすれば少しは見せ物になれるかもしれない、俺の顔を博物館に飾ってくれそうすれば子供の遊具くらいの役目は果たせるだろう、せめて笑わせることさえ出来れば、笑え笑えそれだけが救いだ、そしたら今度は君が俺のものをしゃぶってみてくれよ、勃起しないちんちんだけを遺して死んだ芸術を下水道に流してよろしく仲良くやろう。ルネッサンスよさらば未来はオカマ万歳、割礼万歳だ、ジャコメッティのアトリエも失墜した科学の塵の島に浮かんでる、愉快なチェルノブイリ、福島共々、ヨハネが黙示録を書いたパトモス島は蜃気楼の中に消え去ってどこにも見えない、動物たちだけをノアの箱船に乗せて。俺は情報の公害に逆らった挙げ句、ずば抜けてちんぽをしゃぶるのが上手いせいで文字のタンパク質を食らいすぎて記憶喪失になった。レトリスト(文字主義)の連中とは違った性的倒錯者たちの表象装置の音響詩のせいで。もうこんなところには一秒たりともいるべきではない、とっとと生から抜け出してアフリカに行ったランボーみたいに黒人になろう。